グレートディバイド Baff to Roosville ①

アテンション

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Great Divide は 大小様々なトレールの集合体 それをつなげてアメリカを縦断する 最初のトレイルは スプレーリバートレイルへは クラーク博士のポーズを真似している銅像や 高級ホテルの横を抜け ここから始まる入り口には 空気入れも完備されている

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道は走りやすい 天気が崩れた時の避難場所みたいなのも用意されていた 数キロ行くと二股に分かれていて 自転車通行不可だ自転車どころか歩きも馬もダメ そもそも車もバイクも入ってはいけないトレイルだから 全てダメということになる その割に 道を塞いだりはしていないので行こうと思えば行けるが 看板のグリズリーとオオカミの写真が 恐ろしかったので 表示に従い迂回する まっすぐ行けば平坦ぽいんだけどしょうがない

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しかし迂回していると 熊が出た 今までも 何匹か見ているが 遠くからだったり 車が集まっている 場面だったりで危険は感じなかったが、今回は誰もいない狭いトレイルですぐ真横の茂みにいる気付いた時には斜め前にいた、一瞬写真って思ったが止まったら危険なので何事も無いような顔して通過した、向こうが こちらの表情を読み取ってくれるかは知らないが 平静を装った 向こうは向こうで 少しビビっていた 擬音で表現すると 「オズオズ」 といった感じで 少し後ずさりしていた 短い間に二匹見る 道も登りだし 結局熊が出るんだったらまっすぐ平坦な道を行けばよかった。

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湖畔に出たので コーラとプリングルスで休憩 ちなみに レイクルイーズで シートゥーサミットの 折りたたみ リュックを買った  そしてウエストポーチは捨てた 常に身につけるのは邪魔くさかった このリュックは スーパーで買い物した時なんかに フロントバッグに入らずオーバーフローしたものを一時的に入れている トレイルを歩いたりする時もあるかもしれないので 購入した意外と安く 36ドル。

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車も通る道に合流し 進んでいると また熊を発見 今度は離れていたので写真を撮っていると 前方から来た車が止まって この先1マイル先に熊がいることを教えてくれる ちなみにベアスプレーは持っていないイヌビク空港に置いてきたから 70ドルもして購入したものを 再度購入する気はない そういえば ベアスプレーをテント内で誤射した事がある テスリン川の川下り中に ゴミを外に出していて 夜中に 漁る音がしたので安全ピンを外そうとして誤射して肩から二の腕にかけて噴射してしまった事があるが 割と平気だった 普通に唐辛子を塗りたくられたかなという具合で 熊には有効なのかもしれないが もし強盗相手なんかに使う場合は よっぽど顔面にでもかけない限り 逆上させるだけだな 結局ゴミを漁っていたのはリスだったけど。

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そしてこの三匹も熊 私は下の道を走っていた 前方に大きな動物がいる ので エルクかなと思って ゆっくりと近づいていたんだが 上の土手を歩いている老夫婦の旦那さんが上手な指笛で私を呼びスリーベアーだと教えてくれた 向かっている先にいるので 自転車を無理やり押して土手に上がった こいつらは遠目でも分かる位にでかかった そういえばこの辺りは国立公園から出ているが トレイルを走ったのでゲートを通っていない 三日分の料金を払って入場したが 計6日はいたので 出る時に払うことになるのかなと思っていたが ゲートを通らなかったので しょうがないうん

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国立公園内は抜けたが キャンプ場は どこもいっぱい というより 予約の人のみ のようなことが書いてある 土地余りまくってるんだから ベンチも水もいらないから 仮設トイレだけ置いた 5ドルで泊まれる テントサイトみたいなのも あってもいいと思うのだけどRV御用達みたいなのばかりだ 時刻は6時だが エルクパス トレイルに突入する 入口でバイクパッキングスタイルの 自転車乗りと出会う 名前はステファン 彼もこの時刻から 入っていくのか ひとりじゃないことに安心を覚える 異常な勾配区間もあって 降りて歩いて進む ほどなくして州の境界線 に到着 ステファンが熱心に教えてくれて 州の境界線だということが理解できた アルバータブリティッシュコロンビア にまにまたがる地点で今日 は泊まることにした。


$0.99 (*´∀`)ノ

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野うさぎがテントの周りをうろうろし全室に置いてる物を突いたり イタズラしてきて なかなか寝付けなかった 境界線を越えると下り基調で 順調に進む トレイル内のキャンプ場は 全てではないだろうが 無料の 場所も多く 車も人も居ないので野宿も容易に感じた。

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途中ステファンに追いつき 写真撮ったり撮られたり しかし脚日焼けしすぎだな あとポーズが気持ち悪い 今後は 写真撮られる時のために ポーズ決めとこ 天気が良かったので川で身体を洗ったり しつつ エルクフォードの街に到着  クノールの米パスタが$0.99で売っていた イヌビクでは4ドルしていたセール 価格なんで いつもこの値段ではないだろうが安い 食料は十分にあったが 買い足しておいた スーパー横のカフェから wi-fi が漏れていたので 外からネットにつなげる ステファンは中で優雅にお茶をしていたようだ 彼から良い野宿場所を教えてもらう カフェに来たお客さんからも 向かいのキャンプ場は 自転車なら10ドルで泊まれる という情報をもらう 一瞬迷いつつも無料の方へ向かい 本日は早めに終了

 

スーパーバッド (; ・`ω・´)

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トランスカナダトレイルを 通りながらスーパーウッドの町へ このでかい車両は見覚えがあるな いろんな人のブログに出てたな 水も食料もあるので 写真だけ撮って 再びトレイルへ

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結構テクニカルなコースが出てくる 写真撮ってる余裕がなかったが 一旦入ったら足がつけないような狭い道もあって遠回りしている感が凄いが、遠回りしてこその自転車旅行でしょう、goproで撮影してたが異常な発熱帯びて録画できてなかった上に、充電しても「ローバッテリー」の表示のままで充電も何も出来なくなった、イヌビクでレンズガラスを割ってしまってるしどうしようかなこれ

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ルート上に廃墟が出て来て中を突っ切るルート設定になっている、ここを通過してファーニーの町まであと少しとなったあたりで、リアホイールのハブが壊れる正確にはフリーハブボディの固定が緩んでベアリングが散らばって固着したのか足を止めてもスプロケットが回り続けるので、足を1秒でも止めたらチェーンが行き場を失い外れる、足を回し続けるかペダルに置かずに万歳状態にしないと走行出来ないという症状、なんだこれ町へ行くには下らなきゃ行けないのにブレーキを掛け続けながらひたすら下ってなんとかファーニーの町へ着いた、幸い自転車店が4店舗在るような町なので一番規模の多きそうな店舗に行くが営業終了間近なので取り敢えず明日出直すことになった、町のキャンプ場は予約者のみ 町外れのキャンプ場は 自転車預けないといけないので あまり遠くだと困る めんどくさくなり 目に付いたスーパー8のホテルにチェックイン 一泊150ドル 明日からどうなるか不安だ。

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国立公園

ずいぶん間が空いてしまった、3拍子が揃わないとなかなか変更する気がおきなくて 3拍子というのは いいキャンプ場 wi-fi 大きなスーパー 2拍子までは揃うが 3拍子が揃わなかった 変更できたということは 今それが揃ってるということです ちなみに今は 予定どうりグレートディバイドを走行してワイオミングの Rawlinsのいう町にいます その前にカナダの話だな もう一ヶ月以上前の話で忘れたわ

北北西に進路を取れ

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雨上がりで濡れたテントをそのまま収納してスーパーへ向かうカナダ 南部の方に来たら私が想像していたカナダの風景になった、この小綺麗な感じがカナダだよな食材の値段も北部より半額になったし、このクノールの米パスタが旨い洗う手間も吸水も要らずに 味も付いているので おかずも要らない ありゃ欲しいけど エドモントン国際空港に降り立ったけど エドモントンの 町へは行かない 遠回りだし特に用もないデヴァンの町を 通って ハイウェイ16号線へ ジャスパーまで340 km 信号のないハイウェイを まっすぐ走るだけなんで 三日目の午前中には着くかなと考えていたが 結果は4日目の夕方になった とにかく向かい風がつらかったという記憶しかない 猛烈な西風が吹いている 風邪に向かって自分が横になって息を吸うと風が口周辺の空気を吹き飛ばして半分位しか吸えないという面白い現象だった。

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ワバマンという町が 印象深く残っている ホームセンターと 昼休憩で寄っただけだが波が立つような大きな湖のそばの 公園に カモメが集まり穏やかな雰囲気だった、しかしハイウェイ走行は車は多いし野宿場所は見つからない上につまんないで大変だ。

ジャスパー

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料金所で 三日分の料金を払い 国立公園内に 入場する 1日9ドル 入場した時間から 24時間 1日と計算するので 朝早く入場する というような小細工はしなくていい、 ジャスパーの町は狭いその上に一大観光地なので 人が多い多い、 そんな中インフォメーションセンターにランドナーを見つけた 確実に日本人だなと思って声をかけてみる、定年退職後に若い時に走ったカナダを今一度走りに来た方だった、定年したらあれやこれをしようと考えていて実現出来る人ってどの位いるんだろうな。

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ジャスパーはあまりの居心地が良くないのでとっとと去る 普通に道を走っても面白くないので インフォメーションセンターでもらった地図に 自転車通行可能な トレイルがあったので そこを通過してバンフ へ向かう 地図によるとナンバー9のトレイルを走行したが、倒木はあるは水溜まりでぐちゃぐちゃだわで 走りづらかった。

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キャンプ場が満杯ばかりで泊まるところがない「full complete」という表示が出てたら一杯らしい ジャスパーを出てから  3箇所ぐらいキャンプ場があったけど 全て一杯だった 国立公園内は野宿禁止だろうけど 一杯なんだからしょうがない ケチってるんじゃなくて 一杯なんだからうん ペグは落としちゃったんで六角レンチで代用したり自転車に引っ掛けたりしている。

バンフ

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途中にアイスフィールドとか有名所があるが雨なのでサックっと通過する アイスフィールド すぐ横のキャンプ場は RV 不可のテントサイトキャンプ場だったので流石に満杯ではなかったが時間も早く雨なのでここも通過する、それ以降のキャンプ場はfullcompleteの表示ばかりだった。

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だから本日も野宿、我ながら良い野宿場所を発見できている前後にこの景色に囲まれて 水もあるんだから言うことない 川で洗濯し体も清めれる「川で洗濯」と言う言葉を普通に使ってるのが面白い。

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やっとバンフへ到着 何気に3日ぐらいかかっている バンフは二日ほど滞在した モールへ行って食事したり 自転車店へ行ったり 街の中心部のビジターセンターより 駅の 方が wi-fi 速度が速く 人も少なくて 快適だった トゥージャックっていうキャンプ場に泊まったが 紙地図では 離れてないように表示されてたが 実際は結構距離があり 町への往復が大変だった 安いサイトで一泊24ドル と高額。

さぁそしてバンフから私のグレートディバイドが始まる バイシクルルートナビゲーター っていうアプリを見ると ジャスパーから始まるみたいだが 私はバンフから ジャスパー抜ける時に 多分ちょろっと走った トレイルがそうだったんだと思う どんな道が待っているのか楽しみだ!

 

はい僕エドモントンへ

ダイレクトウォークイン

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色々考えた結果 エドモントンへ飛行機で飛びます ホワイトホースへ戻り 自走するのが 大陸縦断 というタイトル への 筋というものだが 言い訳させてもらうと ホワイトホースには本当戻りたくないんだよな それは前にブログで書いた通りで 他にもちょっとカナダの物価の高さに 嫌気がさしたのと デンプスターハイウェイを 走り終えた後 カナダでは後の目的がない ジャスパーとバンフには 立ち寄ろうと思っていたのだがそのためだけに移動に費用を費やすのもバカらしい ジャスパーから程近いエドモントンへ行くことに決定した イエローナイフも考えた 直行便も合ったし というかトランジットで立ち寄る でも カナダの滞在期間も 2ヶ月切っている 間に合う気もするが ケツカッチンになっても嫌なので 余裕を持って飛ばすことにした 航空券代は コミコミ6万円ぐらい イエローナイフまでだったら3万ぐらいだった この他に自転車料金が 6600円ぐらい取られる。

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そう問題は自転車だ どうやって輪行しようかイヌビクに 自転車店はない ホームセンターでダンボール貰うか もしくは ブルーシートや サランラップで 簡易梱包するか いずれにしろ 面倒になったので 何もせず直接 チェックインカウンターに 持っていく事にした まあこれは私の案ではなく 彼女の案だ ローナとはこの後でキャンプ場 図書館 空港 で再開する 図書館で会った時に 飛行機乗る時は自転車どうするのと聞いたら とりあえず行ってスタッフに聞いてみる と言っていた  それなら私もとゆう事で便乗した 7月23日 のフライトだが 空港には 22日に前日入りした もちろん宿泊費を浮かすためだWi-Fiもあるし ネットしてたら ローナがカラカラと 自転車を 押して空港ロビーに入ってきた どうなるかなと見物してたら問題ないようだ ペダルは外して タイヤの空気を落として ハンドルは横に曲げる バック類は別で まとめる だけで良いそうだ こりゃ楽だ。

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5時にはカウンタースタッフも帰り 8時ぐらいに 責任者 ぽい人も帰っていった その時に泊まるんだったら向こうのソファーが楽だぞと 空港泊もウェルカムな感じだった 誰もいなくなってから明日のフライトの準備をゆっくりとする と言ってもすぐ終わった 自転車とフロントバックが預け入れ荷物 機内持ち込みは  新聞社の人に貰った 手提げ袋の中に詰め込 んで終了 しかしこの空港 朝も誰もいなかったが夜も誰もいない 警備員の人もいない 奥にいるのかも知れないが 気配は感じない 暇なので髭を剃ったり 狭い 空港内をうろうろする カウンターに新聞が平積みされていたので なんとなく手に取ってパラパラ見ると 私の記事が載っていた そうここでたまたま運命的に見つけた

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翌朝チェックインカウンター に向かうローナのやり取りを見ているので堂々と ラゲッジは このバッグと自転車だと伝える このまま 預かるのに問題はないそうだが 自転車の到着は 明日の夕方になるかもというようなこと言っている 私は今日の19時にエドモントンへ着く どちらにせよ 夜の到着なので 今日も空港泊をしようと考えていたし 私にはどうすることもできない プロペラ機だから大きい荷物は乗らないのかもしれない セキュリティチェックも何もなく 滑走路を 歩いて飛行機に搭乗 機内食はチキンサラダ 美味しかった ちなみに私が利用した航空会社ファーストエアー 初めて窓際の席に座れた 今まで通路側ばかりで 景色を眺めれなかった 子供のように窓に張り付いて 外を眺める 少しだけ飛行機で飛ばした ことへの罪悪感を感じつつ イエローナイフに到着 ここでやらかす セキュリティチェックがなかったかと言ったが イエローナイフで するようだ 私は乗り換えるのかと思って 違うエドモントン 行きの ゲートで待っていた 搭乗券チェックの時に 違うというのが分かって 急いでセキュリティチェックを 済まして同じ飛行機に乗り込んだ 実は待っている時に 最終警告 ボディバッグ セキュリティ という単語は聞き取れる アナウンスが何度か流れていた 私はウエストポーチを身につけている 私のこと言ってたんだな 恥ずかしい 危うく乗り遅れるところだった。

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エドモントン国際空港へ到着 しかも自転車も 一緒に届いていた カウンターの人Maybe って言ってたんで 他の人の荷物 によって 後回しになるかもということだったんだと思う 自転車料金別に払っているのに なんで後回しに にされなきゃいけないんだと 今にして思う が 結局届いてたので文句はない 空港泊しようと思ってたのに 自転車が届いていたことが嬉しくて うっかり 空港を出発してもしまった しかもこちらは白夜ではない どんどん日が暮れてくるデヴァン という町の キャンプ場に向かうが ここもデイキャンプ場だった 真っ暗だし雨も降ってきたので 一番奥の 川添に降りられるところにテントを張ったが 失敗だった 写真は翌朝のだが 右の 水たまりがある辺りに テントを張っていたので 浸水してきて大変だった 増水しないかと 途中で 起きては確認もしていた ので寝不足だ 普通に草地のとこに張れば良かった。

デンプスターハイウェイ トゥクトヤクトゥクアタック

Welcome North HIDEKAZU

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ローカル紙に搭載される 図書館でネットしてたら カメラマンと 右に写ってる女性の方が やって来て インタビューさせて欲しい とのことだった 断る理由もないので 引き受ける簡単な質問に 二 三答えて写真撮られて終了 手に持っている黄色いものは 頂いた粗品 折りたたみのバケツの中に イヌビクタウンオリジナルグッズが色々 入っていたが マグカップと手提げ袋だけ頂いて あとはキャンプ場のスタッフにあげた 記念として取っておきたい 気持ちもあるが 持ち運ぶには 不必要なものが多かったしな 日本へ荷物を送るやり方もよく分からないし まあ良い 思い出は記憶の中に ちなみに新聞社の人が どうやって私の ことを知り得たかと言うと 確認してないがおそらく ビジターセンターの スタッフが リークしたんだと思う 最初ビジターセンターに行って ネットしようとしたら 繋がらず 図書館を 勧められたので その時に 旅行の事を話した 他には誰も知らないはずなので 新聞に載りたい人は ビジターセンターのスタッフにアピールすれば記者がやってくるかもしれない。

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キャンプ場には3泊した その間にコーン油を使い切るため揚げ物をしたり ポークカツはまあまあだが チキンナゲットは 塩胡椒だけでは イマイチ ケチャップやマスタードがあれば良かったが このためだけに買うのは 不経済 このリッツ7ドルで内容量の少なさ ちゃんと200 G って書いてあるが 並んで入ってなくて適当に入っていたので 箱の大きさにごまかされた 日本だったら 並んで入ってるのが100円とかで売ってた イヌヴィックの町は 白人の人も割と多い 割合は分からないが お店の従業員は白人で 街中をうろうろしている人は原住民の人が多かった パッと見は怪しいしが 図書館に向かって歩いていると 調子どうだいと聞いてきたり キャンプ場のスタッフも 感じ良かったので 問題は感じない フェスティバルがあると言ってたが 滞在中はお目にかかれなかった。

放置雪車 往路

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トゥクトヤクトゥクへ 向けて出発 ここまで来れば行くしかない しかし名前が複雑 で何回見ても覚えられん 途中でやたらと スノーモービルや ソリが放置されているのが 目につく 捨てられているというよりかは 置いているように見えた 周りには家もなければ何もないようなところだが 夏の間はここに駐車しておくのだろうか 片道140 km ぐらいだったかな このぐらいなら往復するつもりで行っている グーグルマップでこの辺りを見ると 周りは池の穴ぼこだらけで 気持ち悪い感じだが 実際走ってみると 確かに 左右どちらを見ても池があったりするが 地ベタを走っている分には 今までと大きな違いは感じない 上空から見ればまた全然違うんだろうな。

 

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 野宿場所を見つけるのに苦労した 途中にキャンプ場などはない 所々に 人の手が加えられた平らなところに 自転車旅行者が残した 焚き火跡があったが そこでする?っていうような場所にある 道路から10 M ぐらいしか離れてないし 丸見えだし 確かに良い場所がない ぱっと見どこでもできそうなんだが 割と草が長かったり 凸凹していたり 地面が湿り気をおびている 踏み入ってみると 地面が10 cm 以上 沈む そんな所ばかりででも 他より高くなっているところは 地面が乾いているので そういうところに入って行って テントを張った そこまで移動するまでが大変で 沈む地面とそうでないところを 吟味しながら進んでいった 道路から200 M ぐらい離れているが こちらからも見えているので 向こうからも見えてるんだろうな そういえばこの辺りに来ると まったく熊の気配はしない 高い木々などない 開けたところなので そういうところでも生息しているのかどうか知らないが 安心して眠れた。

Netflix 万歳(∩´∀`)∩

朝起きるとあいにくの雨 ここまで来るのにぬかるんだ地面は さらにぬかるんでることだろう 雨の中撤収作業したくないので 二度寝する 10時ぐらいに また起きるが 止んでいない 今日はもういい この何もないところにもう一泊しよう そういえば前日 黄色のキャンピングカーに乗った ドイツ人から水をもらっている 片道140 km なので大して心配してなかったが ここで停在いすることになったので貰って正解だった 最初の方は水いるかと聞かれても 十分に持っていたので 断ったりしてたのだが 親切は断らずに全部貰っておこうかなと思い 受け取るようにした しかしこの何もなく外に雨が降っているところに もう一泊する となると 結構きついと思うかもしれないが 大丈夫私には Netflix がある。

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前にも書いたが タブレットスマートフォン だと ダウンロードが可能で オフラインで視聴が可能 最初はより 月額料金が 安価な Prime Video 契約していたが 全然使えない いや使えるが 視聴可能な 作品が極端に少ない プライムオリジナル の作品 くらいしか視聴できず 他は「お使いの地域ではご覧になれません」 という表示が出て視聴できない が Netflix はそんなこともなく 中には同様の 表示が出て視聴できないのもあるが 日本より視聴可能な作品は多いと思う こちらの地域の方が視聴開始 時期が 早いのだろう その代わり日本語吹き替えや字幕が なかったりするが 英語の勉強だと 思えばそれもいいだろう 周りに何もなかろうが 雨が降っていて テントの中から身動き取れなかろうが コーラ ポテトチップス 映画があれば そこはもう家と同じ 幸せを感じ ながら途中昼寝も混ぜ3本ぐらい視聴する 時間がある時にこういうことばっかしてるからブログの変更が進んでいない。

探し物は何ですか?

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翌朝 よし今日は雨は降っていないトゥクトヤクトゥク まで30 km ちょっと 余裕で着けると出発 5 km ほど進んでふと下を見て気づく フロントフォークに縛り付けているテントのポーチが 空いていて 入れていたグランドシートとは ペグがない をやっちまった 朝の野宿場所から ハイウェイに復帰する 道すがら落としたはず 一応戻って探してみるが 見つからない 自分がどういう導線で道に 復帰したか覚えてない 直線では戻れず 地面のぬかるみや水たまりを ジグザグ 避けながら 復帰したので どのあたりを重点的に探していいのか分からず 30分ぐらい探して諦めた グランドシートは灰色だか ペグの袋は赤なので 見つけやすいと思うんだが 軽量化に繋がったと思って諦める 近くを通ることがあって見つけた人は 拾ってくれなくてもいいので 写真撮ってあったぞっていう連絡をくれたら嬉しいです 目印は 町から30 km 手前 で上記写真の 真ん中一番上部分に こんもりとした丸い 草木が見えると思うが その裏にテントを張っていたので その周辺です ヨロシク。

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軽量化された車体で しばらく走ると 町が見えてきた やっと到着した 遠くから座礁船のようなものが見えていたが 近づけるだけ近づいてみたが 正体不明だウォーターワールドって言う 映画の 海上の 砦のように見えたが しかし トゥクトヤクトゥク に到着して たどり着いたぞっていう感動より 今すぐイヌビクに帰りたくなった 異様な雰囲気がする 天気も悪く 雨は降ってないが 強風で湖の水が 巻き上げられ霧雨を 発生させている。

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町を一周してみたが 特段何も無い モニュメントか何かあるのかなと思っていたが 見つからなかった (後で他の方の旅行ブログを見て そういったスポットがあった事を知る) スーパーを探してウロウロしていると 曇りなのにグラサンでフードをかぶった男がヘイっと声をかけてきた 笑顔でハローといて 通り過ぎたが へイって言うのは 日本語で言うとおいって事だよな あの後に何か続けたのかもしれないが 怪しいんでせめてどっちか取ってから声をかけてほしい スーパーで買出しをし 町を出る事にした 正直見るものはないし 一泊するようなところでもない 途中でガソリンを補給する ここのおばちゃんは親切だった 水も補給したかったので 汲んでいると 浄水器を通さないと変な味がすると やり方を教えてくれた そういえばちゃんと北極海の海水に 手を浸けておいた 想像とは色々違い ぬるくて 汚くて ちょろっと舐めてみたが 全く塩辛くなかった 滞在時間1時間で 街を後にする 私と同時刻に 到着したバイク乗りの人や キャンピングカーの人も 私を追い抜いて 町を出て行ったので あまり観光客が長居するような 所ではなかった。

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さあとっととイヌビクに引き返そう なるべく距離を稼いで 明日の昼にはキャンプ場に戻っておきたい どうせ金払うんだから 長居した方が得 また適当な場所を見つけてテントを張ったが ペグ は落としてしまってないので 全室部分は 落ちてた木の棒で サイドは 適当に植物に引っかけておいた ペグが無くてもなんとかなるもんだ。

ファーストコンタクト 復路

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基本的にずっと北西の風が吹いているので 今までひたすら向かい風だったが やっと追い風になった 風に乗って自転車乗りもやって来た 彼らは向かい風か この虫除けネット被って カメラを向けている女性 ドイツ人の ローナ 彼女とはこの後にも3回再会する 股がっている自転車は 私も所有している サーリーのディスクトラッカー カメラも同じ Sony RX 100だった かなり小柄で細身だったが ドーソンシティから走ってきたようだ 今までデンプスターハイウェイを走ってきた自転車で バイクパッキングスタイルは一人だけだった あとは皆 パニアバッグに マラソンプラスのタイヤを履いた黄金スタイルが多かった なので未舗装路だからといって このルートを避ける 言い訳は通じない アラスカ出発もいいけど イヌビクも 検討の余地には入ると思う。

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風に乗ってサクッと イヌビクのキャンプ場に戻ってきた オフィスから一番近い サイトは15ドルで安い 最初 3泊したサイトは 27ドル したと思う 安いところが空いてなくて RV 用の 所に回されたみたいだ 15ドルなら文句はない シャワー無料だし しかしこの夜めちゃくちゃ強風が吹いた 隣にいた 人はテント張り終えた後 あまりの強風に 撤収してどこかに 移動していた あとフロントタイヤがめちゃくちゃパンクしている パンク修理はしていない シーラントが塞いでくれている タイヤに濡れたような跡があるが シーラントが漏れた後だ そろそろ交換した方がいいが どこまで持つのか確認したいので このままで行く それよりこれからどうしよう ホワイトホースへ戻るのか 戻るにしてもどうやって戻るのか 飛行機か車かバスか あーどうしようかな いずれにしろめんどくさいので 今日はもう寝る 明日図書館にでも行って調べよう 明日できることは明日やりゃ良いんだよ。


絶対に押すな!