デンプスターハイウェイ ドーソン-イヌビク 後編

グッドデイ ナイスTシャツな男 6日目

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たどり着くしかない 食料はないだ いざフォートマクファーソンへ 向けて出発 自撮りとかしてる場合ではないんだが 天気も回復 したので1枚 しかし結構自撮りは難しい 三脚とかがあれば 簡単なんだが 私はクリップ式 のを 標識等に挟んで 撮ったりしている 角度調整が難しくて 使用頻度は少ない 今ブログ書い てて思ったけど このクリップいつのまにか落として なくしている。

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川を船で渡る この川は 冬の間は 凍りついた川の上を通れるが 春秋時期の 氷が中途半端な状態の時は 船も出せないし 上を通ることもできないので 通行は 真冬か 夏のどちらかになる 小型ボートみたいなのがあったので 地元の人に頼めば 氷の間をぬって 運んでくれたりするかもしれない  川を渡って少し行くと やっとフォートマクファーソンの町へ到着 できればもっと中間地点に作って欲しかった イヌビクよりなんだよな ビッグママ というレストラン等もあったが スーパーへ直行 CO-OPがある 長いコンテナみたいな 作りで分かりにくい 真冬の 豪雪 にも耐えれるようにこのような作りなんだろう しかし中はわりかし近代的で ATM もあった。

 

食料買って 外に出ると 入り口の階段のところに 犬を連れた おじいさんが 座っていて 出入りするすべての人に グッドデイだ と声をかけていた 歯がほとんどなくて 訛りが強く 映画とかで このまんまの人が出てくる なとか思っていたら どこから走ってきたんだと 話しかけてきて ホワイトホースから だと言うと ストロングマン だと褒めてくれた このおじいさん いつもこうやって 皆に話しかけているんだろうな。

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しばらく行くとまた 船で川を渡る 到着した時ちょうど船が出て行ったとこなので 座って20分ぐらい待つ 船が戻ってきて 自転車は最初 なのか 最後に 乗るのかなと見ていると 係りの人が ヘイバディ と 犬でも呼ぶかのように 促された ので 喜んで駆け寄って 最初に乗船した しかし暑い 北に行けば 行くほど 夏でもそれなりに冷えるのかなと想像していたんだがイーグルプレインズから 標高は半分以下 600 M ぐらいになり 日差しも強く 焼けるようだ 前方からピックアップトラック が来て バックトゥザフューチャー の T シャツを着た 兄ちゃんに 水をもらう クーラーボックスに入っていたので 冷えているが 魚とかも入れたりしているのだろう ラベルが生臭かった ので剥ぎ取った。

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広い敷地があったので 野宿場所を決定し テントの中で食料を 貪る 今までは 茹でたパスタに ツナ缶 入れて 塩コショウで味を調えて 食べていた が なぜかツナ缶の オイル漬けが売っていない 売ってたのかもしれないが 一応探したが 表記にインウォーター と書かれたものしかなかった なのでニンニクとオリーブオイルは高かったので コーン油を買って ひと手間加えてみたが 余計にまずくなっただけだった このあたりで自炊の限界を感じ始めた 調味料やら何やらを 持ち運んで 時間をかけて調理しても 重いし手間もかかる上に 大して安く上がらない パスタ600グラム7ドルとかする ので あまり良い事がない 料理が上手な人は話が別だが そうでない人は 完成された 食材 の方が 良い気がする このあたりは要研究だな。

 

焚き火番 7日目

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この日は何だったっけ 記憶がない そして写真もない 写真がないから記憶も無いのかもしれない あと100 km 少々で着くので 頑張って今日中に着こうとしていたのだが もうちょっと行ったら イヌヴィック空港 がる所で 走行を止めてしまった記憶 イヌビクに 近づくにつれて 交通量が増えてきて 鬱陶しかったのと 坂が見えたので キャンプ場のような 敷地があったので 入ってみたら そこはデイキャンプ場だった 夜を明かしてのキャンプは 禁止 されているのだと思う テント張ったろーかとも思ったが 道から丸見えだし 交通量も 増えてきた区間だったので テントは張らずに グランドシートだけ弾いて 焚き火の横で 夜を明かした 夜はかなり冷えるので 焚き火を絶やすと 耐えられない 深夜 4時頃 ウトウトしてしまって火が消えかかり 寒さで目を覚ます 結局徹夜で 焚き火番 となってしまった。

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朝方6時頃 車がやって来て こんな時間に何の用だろうと思っていると 原住民ぽい おばちゃんが降りてきて パンと水の施しをもらう テントも張らずにこんな所に いるのがよっぽど 哀れに見えたんだろうな ホワイトホースでいっぱい買ったからって言ってたな というか普通にテント張ればよかった 多分自転車見れば あらかた理解してくれて 何も言われない 焚き火の火の粉で 服に穴を開けてしまった 中に来てたダウンにまで 穴が開いてしまって ろくなことがなかったな。

イヌビク空港 8日目

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もうイヌビクまで 20 km ちょっとぐらい 間違いなくつけるので 途中にある空港にでも寄って行こうかと 軽く寄り道してみたら 今までとのギャップに 興奮して 写真撮りまくってしまった ゲーセンや充電器 ジュースやお菓子の自販機もあるし wi-fi もある こんなことならあと数キロ頑張って ここに宿泊すればよかった なんで私はあんな所で 服に穴を開け 寒い思いをして 徹夜してたんだろう ここで久しぶりにネットしつつ 充電をし 数時間過ごす しかしこの 空港誰もいない 人っ子一人見当たらない 外を見ても作業員すらいない 時間はもう朝7時近いんだが なんか不思議な空港だったな。

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ネットもほどほどにして 街へ向かおう 私は眠いんだ 町の手前の道は 工事中なのか めちゃくちゃでかい 石が敷き詰められていて走りにくい 通行止め等も行われていた 昼過ぎには町へたどり着いた スーパーもあるコンビニもある 図書館もある とキョロキョロして走行する そこで違和感に気づく タイヤが一回転 ごとにリアから 振動が来る 何だと思って確認してみたら タイヤが遺っていた。

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いつからこの状態だったんだろう 舗装路に入った瞬間違和感に気付いたが 到着した瞬間でよかった 結構下りで飛ばしたりもしてたので 危なかったな トゥームストーンのトレイルを走った時 穴にリア落としたことがあったが それが原因かもしれない でも何百キロも 前だけどな 幸い予備タイヤは持っている ホワイトホースで購入しておいた スペシャライズドのタイヤ 26インチの チューブレスタイヤは コレのみだったので 選択肢はなかった キャンプ場にて交換し シーラントも入れた ちなみに イヌビクに 自転車屋はない 備えあればなんとかだ まぁ とにかく無事到着したので 今日はもう寝る。


絶対に押すな!