テスリンリバー

自転車旅行がしたくて出てきたのに何でいきなりホワイトホースから川下りで始まり何だと思っている人もいると思うが、したかなこの話し最近は未舗装路を走るのが楽しくなってきたので、カナダの未舗装路と言えばデンプスターハイウェイでしょうと言うことで、イヌビク目指すことが決定したがイヌビク着の航空券は高額で片道で二十万とかしたので、ではホワイトホースから自転車乗っけて川下りしたら最終目的地とは逆走する事になるがロスが少ないかな、という短絡的な思考で決定したことでして今話してる時点では失敗したなと反省しているとこです、
せめてドーソンにするべきだったように思うが確か乗り換えが多くて見送った、電車の乗り換えも大きい駅だと不安なんですよ普段全くのらないんでね、まーでも来てしまった物はしょうがないので下りますよ、ユーコンではなくテスリン川を九日間プランでしかも二時間のカヌー教習付きで、なぜテスリンなのかとかその他もろもろ後で言いたいことがあるが、とにかく本題のテスリン川の話をしようじゃないか。

 

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始まりはジョンソンクロッシングという場所、ホワイトホースから車で南下する途中でなぜかの昼休憩を挟んで一時間半しない位で到着、橋の下で丁度工事中でやかましい、別会社の送迎できていた子供を乗せた家族達も出発したとこでしたカヌー教習は割愛するとして、カヌーに自転車とすべての持ち物適当に載せて15時過ぎとかにやっと出発、とりあえず思うのが川幅が広いのと周囲の圧倒的な山というか森林地帯に恐怖を覚える、流れはほとんど無いのでバシャッバシャッと適当に漕いでたら雨が降りだす3日連続ですか毎回夕方からだな、雨量は大したこと無いのでポンチョをきて適当なキャンプポイント目指す、何か人工物のようなものが見えたので着岸すると棚と机完備のポイントを発見、それよりイスが欲しかったなと思う、別に寒くはないが焚き火をおこす、ウェスパーライトがあるがカレー缶を焚き火で炙る、不味くはない不味くは...スプーン大さじ一杯位のご飯が入っているインド風というかインドネシア風味のスパイシーでカレー薄いお味、パッケージの写真とか撮り忘れたな普通食料一式を一枚おさめておくものだが、川下り中基本イラついていたので動画は撮ったが写真がない、その逆もといった感じで記録は微妙な感じだ。

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朝は冷え込むダウンを羽織り撤収する視界は悪いと思っていたら霧が晴れたら風もなく音もない静寂な空間に出た、しかし私の心は晴れないとにかく進む流れはほぼないので漕がなきゃ進まん、家があったので立ち寄ってみるが前までは行かず道と繋がってないので別荘なのかな生活感は割とあった、一人で漕いでるので遅いので抜かされると思いきや1隻は一人だな、川面を見ていると端と中央とで流れが違う事に気づく流れの速さもそうだが、渦を巻いてるところや逆流している所なんかもあった川幅は広いが単純にインコース攻めてれば効率良いわけではなさそうだ、あとカヌーは一人だずっと舵とってないと真横向いたり真後ろ向いたりするので忙しい、もう安全そうな所では面倒なので後ろ向きで流されていた、と言うか結構な箇所どう向きを立て直そうとしても流れに逆らえずにバック走行させられるので、中腰になって素早く私自体が180度向きを変えて対応していた、恐らくカヌーやボート等の上で立ち上がるのは御法度だろうが逆らえないところは決まって流れが速い箇所だったので着岸する事も出来なかったので苦肉の策だった。

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あと、一番肝を冷やしたのは二日目の川幅が広く中央付近に島があり流れも速く強風の向かい風の時は、強風で前進もできず流れに逆らえず戻ることもできない、おまけに波までたってきたどうする事も出来ず中央の島に着岸した地面はデコボコしてるがテントを張れそうにないこともない、どうしようか30分位考えていたら風が止んでいることにきずく、これなら行けそうと 出発してみれば さっきのことが嘘のように簡単に 進んでいった。

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しばらく行くとキャンプポイントがあったのでそこで終了、川地図を購入していて キャンプポイントにはgoodcampと記載されたポイントがあって基本そこを目指す、しかし同じgoodcampでも場所によって全然違う椅子あり机ありタープも張られていて薪まで用意されている、焚き火してみて思ったのが凄く薪を消費する極太の薪も数十分で燃え尽きる、自分で用意しなくてはならないなら余程冷える夜しか面倒でしたくないかな、実際そこらじゅうのまだ生木とかもバキバキに折られている、あと装備が灰だらけになるし顔も乾燥する。

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ゴールドラッシュ時代の遺産が残されたキャンプポイントもあった、二回泊まったが両方後から観光で訪れる人がいたので一人で静かに過ごしたい人は避けた方が無難かもしれない、皆ハローとか調子どうだいとか声をかけてくれる、イギリス訛りの紳士は「長居はしないよ、写真を撮ったらすぐ行くよ」とか言っていた、その場ではOKとしか返せなかったが御ゆっくりはテイクユアタイムだと後で調べて次はちゃんと返答しようと反省する、基本的に大小キャンプポイントはあるが1グループにつき一つのキャンプポイントといった感じだ向こうもこちらがグループで英語が話せそうならシェアキャンプどうだいとか持ち掛けてきたかもしれないが、船の遺産があるポイントは流れが速くて着岸をミスって流されたが、島だったので反対側に回り込み河原のような浅瀬を降りてロープでカヌーを引っ張りながら一周してたどり着いた「水曜どうでしょう大泉洋とミスターも訪れて紹介していた場所なので来てみたかったんだ、船はどうだと言われると朽ちた船だなと言うような感想しか出てこず歴史を勉強してくればよかったと後悔する、色々書いてあるが読めん事前知識を入れといて観るのと後で調べてあーそうだったんだっと思うのでは後々残る記憶として大分違う気がする。

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9日プランで支払ってしまっているが6日目の時点で余裕でカーマックスに着いてしまいそうだ、どうしようか最初の二日間は結構残業して漕いでいた初日は出発したのが3時過ぎてたし二日目は強風に捕まったせいもあるが、以降はペースもつかみ9時に出発して16時前には終了といった感じ
だった、しょうがないので12時で終了して風呂にする川で水温は冷たく数十分で凍死するとか聞いていたが冷たいと言えば冷たいが一回ザブンと入ってしまえば気にならない程度、上がった後もTシャツ短パンで日向にいればポッカポカだ、というより暑い夜の9時とかでも陽射しにさらされているのでテントの中に居られない川に足だけ浸けてコーラを飲んで涼んでいた、6日目の場所はポテンショナルキャンプといった場所で「出来なくもない」みたいなポイントだったので陽射しを遮る木もない河原みたいな場所だった。

朝を向かえて歯を磨いていると1隻のカヌーが着岸して女性が降りてきた手に川地図を持っていたので迷ったんだなと理解して現在地を教えた、バンクーバー出身で一人でドーソンまで行くそうだ彼女はユーコンを下っていたようで何日目か聞いたら6日目だった、小柄な女性が一人で漕いで6日でカーマックス昼には着くので9日も絶対要らんかったわ、終点のカーマックスは近いが後3日あるので一番カーマックス寄りのキャンプポイントを目指す一時間弱で直ぐに到着、暇なのでメモアプリにブログを記事書いていると最終ポイントなので何隻か近くに来るが私のカヌーが停めてあるのでスルーしていくが、そんな中に停めて降りて来る人がいたフランス人カップルで名前は発音が難しくて直ぐに忘れてしまった女性の方は上はビキニでその辺外人だなーとか思った、海水浴場以外でガッツリ肌を露出するのは日本人的には抵抗感があるかな、少し話してなぜ自転車積んでいるんだ?問われたのでイヌビクへ行くと伝えると二人もホワイトホースに戻りレンタカーでイヌビクを目指すとのことで、自転車とはまたアドベンチャーだな、今度は道の上で会おうと言って別れるが次の日カーマックスのキャンプ場でまた会う私の写真は撮られたが二人の写真は撮り損ねてしまった調度荷物整理中でカメラが手元になかった。

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少し戻って8日目の朝あと1日あるがやることもないのでカーマックスに行くことに、近いので一時間もせずに10時頃到着するが着岸ポイントは流れが速い、しかも船着き場は手前は全て埋まっていて最後の辺しか残っていない一発勝負かよミスったらドーソンまで行く事になるのか、何か人が見てるし緊張する頭から突っ込まず180度ターンしながら向きを変えつつ減速するが、先端がぶつかり弾かれたヤバいと思ったら見ていた人が駆け寄ってきてロープをつかんで固定してくれて何とか到着できた、助けてくれた人は台湾か中国人だと思うやはり「何で自転車が?」と聞かれるのでイヌビクの事を説明すると彼も同じく車で行くそうだ、たまたま話した両方が行くんだから結構人気スポットみたいだ。

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今日はこのままカーマックスのキャンプ場に泊まることにする17ドルもするがしょうがないだろうネットもしたいし受付で支払いWi-Fiパスワードも貰って昨日のフランス人と挨拶をする、これからホワイトホースに向かうみたいだが私を助けてくれた人とも別れの挨拶してるし他の宿泊客にも声をかけている、こいつらどんだけフランクなんだ1日しか泊まってないはずなのに、カヌーを陸地に上げなければならないようだ一人だと厳しいので先程の人がまたも助けてくれた、荷物を整理しとりあえずはネットだ今後の走行予定の場所をオフラインで見れるようにダウンロードしとくがこれで容量オーバーで繋がらなくなった回線が遅くなるとかではなく繋がらない、シャワーも別料金だしチーズバーガーは9ドルする高いので見送ったが今にして思えば9ドルは安かったな、しかしここのキャンプ場はオススメしない単純に狭いので隣との距離が近いし道の駅みたいな感じなので車の出入り多いしバーガー買った客がキャンプ場のベンチに食いに来るので落ち着かなかった、シャワーだけ利用しスーパーで買い出し済ませたら適当な場所を探せばよかった。

川下りの感想だが3日楽しく5日で飽きて後は退屈といった感じだ、キャンプ自体が好きな人や釣り好きな人は期間が長くても楽しめるんじゃあないだろうか、当たり前だが一人より二人以上が好ましいな自転車旅行だとペースとかもあるので一概には言えないがカヌーは二人乗りだし一人で漕いでたの私と迷ってたバンクーバーの女性くらいだった、あとカヤックは一人しか見かけなかったカヌーとグループだったが、疲れはあまり感じなかった持っていった食料がハズレばかりで昼はコーラとお菓子とかで済ませていたが夕方に空腹感に襲われることもなかったので構えずにやればいいと思う。

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ここから本題みたいなもんなんだがレンタルショップに対しての不満というか文句を載せるのでそういうネガティブな部分を観たくなかったり、そのショップに対していい思い出でもある方は読まないで下さい。

一応名前は出さないが、なぜその店を選んだかは単純に日本語が通じるのと自転車旅行ブログでよく利用されていたからだ、まるで廃墟のような店に入ると奥に進めと書いておるトレーラーから従業員の方が出てこられレンタルの旨を伝えると、ユーコンはラバージ湖がありしんどいからテスリン川を勧められる送迎の料金の説明はない、オーナーが居なかったので翌日出直すがやはりテスリン川を薦めてくる料金の説明はない自転車をカヌーに積むのでその辺が心配で薦めに乗ってしまった、今にして思えば自転車を積むリスクは転覆した時自転車をロストする事のみだったな食糧だろうが自転車だろうが重量は重量なので、契約の内訳説明の時320ドル以上(4名までは同額)すると聞いて高っと思ったがテスリン川下った自転車旅行者の記録がないので、まぁいいかなと思いその時はあまり気にせず二時間のカヌー教習120ドルは向こうがやらせてくださいと言ってきた私は特に返事はしなかったが、自転車を積む私を気にかけて事かと思い初心者だし何も言わず、期間は七日間で良いと言ったが相当かつかつになるので九日間になる実際は6日あれば到着できた。

 送迎は一時間半かからない位で断ったが昼前に何故かの昼休憩を挟むキャンプ場でその時間も私が払った料金に含まれとるんだが、んー?と思いながら出発の場所に到着し二時間の教習だが向かい合わせに座ってオールの向きはこうだと言うが見えねーよ背を向けて座ってくれよ、しかし見えなくても一言聞いて一漕ぎすれば直進のコツは分かった見なくては分からない120ドルの価値があるとか言っていたが見えてないんだってYouTubeなりで十分すぎると感じた、むしろ120ドル払ってイラついただけだった荷物の積みかたを教えると言っていたが私が荷物を積んでいる最中に二時間たたずに帰りおった、もうめんどくさいのでイラつきポイントを箇条書きで書くこの記事書くの2回目なんだよなイヌビク空港で書いたの下書き保存できてなくて今図書館で書いている。

 

  • 食料いれるバレルを借りたが浮くのか聞いたが場合によると一言
  • アルゼンチンまで行くと言ったら世界一周してる人もいるもにそこで終わりなんだと言われる
  • 他所のカヌーレンタル店の悪口
  • goodcamp以外にbadcampはあるのか聞いたら無いと言っていたが実際は流れが速くて着岸しにくいハイウォーターキャンプ等色々と説明すべき点がある
  • カーマックス直前の川を横切る目印の電線は他にもそのような場所があるの聞いたら「さーどうだったかな」ねーよ1回下っただけで無いのは分かる

私にも反省すべき点は多いな断るなり何なりで対処できたが初めての海外でちょっと面食らってたんだよな、空港と町中でも嫌なことがあったしでホワイトホース嫌いになったは恐らく夏だけの事業だろうし客単価を上げたいんだろうなと推測、にしてもなと思う私は仕事で多くの家とその住人に会ってきたが家の外観が汚かったりゴミがそのままになってたりした家の住人は変なのが多かった、あの店も看板を掲げて事業している店の外観ではなかったその辺で気付くべきだったと反省している、この様なことはこのブログ的にも載せない方が良いと思ったがあえて載せる今後の自転車旅行者の為にまぁでも参考程度にお願いします。


絶対に押すな!