グレートディバイド Rawlins to Salida ③
抜け毛
工事区間を示すフラッグがよく道に落ちているので拾って車体左側に刺している理由は視認性を上げるのと安全マージン獲ってもらう為サイドパニアバックが無い分車が後方から見た時に車体がスリムに見えるのでギリギリを抜かせない処置で飛び出したフラッグの分強制的に車幅をあけさせる差し入れてるだけなんで最悪当たっても危険は無いこう言うと危険運転する車がいるように聞こえるが北米ドライバー達の安全意識は高いため狭い道はしょうがないとして意識的に間隔を空けないで抜いて行った車はほぼ居なかったと記憶しているがそれでも1000台に1台くらい変なの混じってるかも知れないので保険をかけている。
食糧補給とブレーキパッドの予備を補充$20もしたヘレナで買った時は$10だったのに倍額とはこれ如何にパッドは多めに用意しておくべきだな機械式ディスクブレーキを使っているが凄いスピードで磨耗して行くので調整ばっかりしている山の手前で調整して一山下りきったらレバーがグリップに干渉する位パッドが磨耗しているアジャストボルトでの調整もめい一杯回して一度は保つが次の調整ではワイヤーを引き直して左右パッドの出具合を弄ったりで面倒くさいやっぱり油圧式にしとくんだったな機械式でも制動力に不満は無いが油圧だったらその辺の手間が省けたはず。
町には10時前に着いていたが自転車屋行ってスーパー行ってMcDonaldでネットしてたら町を出る頃には16時まわっていた良い野宿ポイントが次から次に出てくるので目移りしてたら結局19時位まで走って微妙な所に落ち着く樹液に毛が付いているが またクマか?
手のひらを太陽に
寒むいな上はダウンにウィンドブレーカ着ればしのげるが下は短パンしか持ってないので我慢だが指先は我慢出来んグローブはカナダのWalmartで買ったジロの夏用ハーフフィンガーグローブで保温性皆無だ片手づつポケットに入れて走ったり太陽光で暖めゴマかかしつつ走る この寒さが持続するなら冬用グローブ購入も検討するが基本暑いので我慢だな。
何回も同じ事言ってるが記憶が薄れてて文章が出てこない写真見たらあーこんなとこ走ったなとは思い返すがそれ以上の事が何も出てこない走ってる時は割かし色々考えていてこんな事書いてみようとか思いついたりしてるが3ヶ月も経てば忘れもしますよそもそも日誌はその日に書かけよなと言うかそんな印象深い事はなかった日だ唯一あるのはサボテンが目につき始めた事だ野宿するのに道を外れてサボテンが群生してるとこに入っていかないの行けないのでタイヤにも気をつかうし買ったばかりのエアマットに穴でも空いたら大変だ。
ガラガラ蛇がやって来る
前々から気になっていたがこのコルゲーションはどういった経由で生まれているのか原因は色々あって強風とか四輪駆動車のタイヤ痕とか今日もう一つ原因が判明したブルドーザーが道路脇の雑草を地面ごとこそぎ落としながら草刈りしていたこのキャタピラ跡のせいか ご苦労様です辞めてくれ走りにくい。
ガラガラ蛇に注意の看板が また野宿場所探す時に気をつけなければいけない事が増えたな後メキシコ人がぐっと増えてきたそんな町のwoods&river rvパーク$20と高いテントサイトまでにWi-fi届かないし電灯も無いから真っ暗だしイマイチだった
ゴーストタウン
ファミリーダラーに寄り道100均やディスカウントストアのくくりだが特段に安くは無いその町のスーパーと価格帯は同じだと思う買い出しはWalmartだなやっぱり標高を上げて行き3394mをマーク途中に小さな町があるはずだが何かの処理施設の様な建物はあるが他は何も無いが廃墟がポツポツ並んでいるがどうも此処がそうみたいだが相当前からこの状態みたいなのに何で町として表記されとるんだ水も食糧もあるので用は無いから構わんが紛らわしいな。
小川が流れている良さげな野宿場所を見つけたが なんか臭いと思ったら鹿のバラバラの死骸が転がっていた多分ハンターがここで野営した時に解体して放置していった物ぽい 臭いので向かい側に移動する こちら側は道から丸見えだがもう余り気にしてない
グレートディバイド Rawlins to Salida ②
ギズモ
早めに撤収して クレムリングの町へ スーパーなどはなくファミリーダラーとコンビニがあるだけなので 水だけ調達して先に進もう どこで調達しようか 図書館に行ってみるが開いていない コインランドリーに行くが 水道はなし その時 洗濯に来ていた女性と軽く挨拶する それならRVパークに行けば確実に水道があるだろうと向かう コンビニ前で先程の女性を見かける 小さい町なのでエンカウント率が高い コンビニあるならそこで水買えよって話なんだが カナダ含めて水は一度も購入した事がない RVパークに連泊したりロッジを利用したりと そこまで節制して無いが 水に関してだけは徹底して金払いが悪い 1ガロン$2とかそんなもんなんで さっさと買って出発し他に気を回した方が利口だと思うが この辺りから意地になって水を探し回る事になる
予想外に綺麗なRVサイト 女性とまた再開 ここの宿泊者だったようで優しい人だった 先程 コンビニで自分用に買ってきたばかりで あろう朝食を分けてくれ 昼にはレストランで地元産ビーフを使ったハンバーガーやアイスをご馳走になった 小さい町では単身用のアパートを見かけないが RVパークがその役割をになっている様で このパークも半分は中長期の滞在者が占めているそうだ このクレムリングの町は仕事が無いらしく皆隣町で仕事に就いてるらしい 彼女も隣町に移ってスクールバスの運転手をするそうだ 気が向いた時に直ぐ引越し出来るし 気ままでいいなと思った
泊まる気 無かったのに結局3泊もしたが いい事ばかりじゃなく洗面台のコンセントでアンカーのモバイルバッテリーを充電してたら 盗まれた 人目につかない共有スペースに置いてた私がバカでちょっと平和ボケしすぎていたようだ
3日目の夜 遠くが騒がしいので 元を確認しに行ったら高校のアメフトの試合が行われていた マスタング対ウルヴァリン地元チームはマスタングでどうも 観客席に入るには有料みたいなので外から観戦することにした チアリーダーによるハーフタイムショーもあって満足 望遠レンズが欲しいな 音楽はブラックピンクが使われていた。
滞在する気の無かったクレムリングの町を出発 かの有名なコロラドリバーが出てきた辿っていけばグランドキャニオンに着のだろう
快晴の中を気持ちよく走っていたらお昼ごろ急に大雨に振られる 雨宿りできる場所は無いので木の下に避難して止むのを待つ 幸いにして数十分で止んでくれて元どうりの快晴
晴れた晴れたと思って安心して走っているとまた勢い良く降ってきたタイミングよくキャンプ場が出てきたので トイレの軒下に避難し止むのを待つ このキャンプ場はシャワー無しで$20 地面もぐちゃぐちゃだし泊まる気はしないな 完全には止みそうには無いのでカッパを着て進む事にシルバーソーンという町のそばまで来ていたので 町にはすぐに着いたが 湖のそばで観光客の多い町 安宿は無さそうだし湖沿いのキャンプ場も$20オーバーする
どうしたもんかなぁと思って走ってるとサイクリングロードの奥に隠れれそうな場所があったので 狭い場所だが無理矢理テント張った。
REI
ここら辺は近代的な町が連なっている シルバーソーン,デュロン,フリスコ 高層ビルなんかは見かけないが 映画館もあるしアウトドアショップも充実してる 訪れてみたかったREIがあったので寄って行く 実は最近エアマットがスローパンクしているようで 朝 起きる頃にはペチャンコになっているので新しいマットを購入して行く あとウォルマートに寄って盗難により無くなってしまったモバイルバッテリーも新調した アンカーで20000mAh $50ちょい 無名メーカーの安いので良かったんだが 他に無かった
町を繋ぐようにサイクリングロードが引かれているので快適な走行 この辺りの町はだいぶ潤ってるようで 民家からして違う 夏は湖水浴客で潤い冬は標高2500超えとかなのでスキー客が訪れるような町なので綺麗で観光客も多くキラキラと輝いている だからかちょっと居心地悪いのでサクッと抜ける
町外れに展示されていた機関車 冬は線路が雪で埋もれるので あの羽根車で前方の雪を吹き飛ばしなが走っていたのだろう 鉄道には興味がないが昔の機関車には惹かれるものがあるな 連結部とか かっこよろしいですわ
町を抜けたら登りでさらに標高を上げて行く 町からも近く展望もめちゃくちゃ よろしいのでマウンテンバイク乗りも多い 町から数十分でこの様な道なのでアメリカ本当にオフロード天国だな 道の荒れ具合もちょうど良い
側道でキャンプしてる人が多い 町は宿泊費が高いので町で遊んで寝泊まりはここでしとるのだろう フリスコの町へは下ったら直ぐなので町観光したい人には 良いポイントだ
登り疲れたのでベンチで休憩しとると 女の子の徒歩ダーにシャッター押してくれと頼まれる iPhone 久し振りに触ったけどシャッター音しないんだな 解像度 高いし連写性能も凄い 私の型落ちASUSとは違うな カリフォルニア出身って言ってたかな 年齢は聞いてないが肌の感じから20歳前半の若い子だった 徒歩なら野宿は避けては通れないだろうに アメリカ縦断とは恐れ入る ベビーカーみたいな手押し車はギアが付いていて下り坂でも勝手に下っていかない様に速度調整 機能が付いていた エンブレみたいな感じか ブレーキレバーだとずっと握る羽目になるので辛いからよく出来ている クリアポケットの目玉も可愛いな。
頂上に到着 標高3316m 寒くはない なんならちょと暑いくらいかな 3時過ぎか ちょと早いが 景色いいのでこの辺で野宿しようと思うが 貨物車両の展示物があるので車が止まったりするので 少し下る事にする
頂上から300m位下った脇にナイスな野宿ポイントを発見 メイン道からこのポイントに入るのには斜度が急なので 普通車やRVでは入ってこれないし町から離れるに連れて キャンプ車両も少くなくなったので 誰もこないだろう 新しいエアマットは REI フラッシュ 長さは十分だが横幅が狭いな ワイドモデルもあったので そっちにすれば良かったな エンジン音がすると思ったらピックアップトラックが入ってきた 私が先に陣取っているのでUターンしていったが 去り際に無言で去るのではなく「パーフェクトスポットだな」と一声かけてくるのが粋だな 。
壊れかけのトイレ
朝からゆるいダウンヒルを楽しむ 非常に楽でよろしい 標高はまだ3000mあるから朝方は冷え込むかと思ったがそんなでもない
あらかた下ってきた所のコモという集落 飲食店とかはないがホテルはあった 昔の駅舎を再利用している 平地になったが 標高はまだ高く2000mとかある 私の走行ルートに限った話だが アメリカは地平線が見える平地でも標高が高く 基本的に1000m下回る事がない 2000m付近を行ったり来たりしている なのでいい感じに高地トレーニングになっている。
アメリカ人は愛国心が強く国旗は当然ながら州に対しても誇りが強い様で州旗もよく見かける ここはコロラド州なのでこれがコロラド州旗
荒野の中にポツンと公園が出てきたこんな所にあっても 誰も利用しないと思うが 丁度トイレ行きたっかったので寄って行くが 半壊しとるので我慢して進む
この日はどこで寝たのか 適当なとこで野宿したはずだが写真が無いので思い出せん 前に写真で記録を残しとかないと記憶が 薄れてしまうのでなるべく記録して おこうみたいな事を書いたが 結構 似た様な景色が多いし それが写真の良いとこだが その瞬間の一部分だけを切り取るので情報量が少ない もっと V log形式で動画撮影しておけば良かったなと後悔している この日は2019年9月11日 で 今ブログ書いてるのが12月11日 2ヶ月前の日の事を書こうとしても 記憶も気持ちも 薄れていて文章に熱が載らない
文才もないもんだから 〇〇がありました、キレイでした、楽しかったです、見たいな小学生の絵日記みたいになってしまい辛い だからと言って毎日 走行後に記事作成も辛い所だ 毎日更新してる人達は相当マメだと思う 一応この時点ではGoPro は所持してたが旅行開始2週間目位のカナダの デンプスターハイウェイ 走行時にレンズの保護ガラスを割ってしまい そこから ほとんど 使用しなくなり 後に破棄する事になる 数少ない動画を今見返すと情報量が多い分 思い返すことが多いし 撮影時に肉声で情報も吹き込んでおけば 当然その瞬間の気持ちなので 熱も帯びやすいので 自分にしろ他人が見るにしろ伝わる 情報量が違うだろう
動画編集も音楽に合わせたりすると途端にセンスと編集スキルが必要になるが前後の不要部分カットして時系列で繋なぐ分には誰でもできるし 記事を書くより早いはずだ 文章を書くってのは本当に時間がかかる 一から創造するのではなく その日あった事を書くだけなのに文字に起こそうと すると途端に筆が遅くなる 何でこんな事を長々と書いているのかというと 今日の今この時 今一度 GoPro 買ったろうと思ったんで 又忘れて熱が冷めてしまわないうちに書いてみた。
グレートディバイド Rawlins to Salida ①
Brush Mountain Lodge
3日滞在したローリンズの町を出発 スーパー位しか寄ってないので特に思い出はない 町中でよく鹿を見かける 荒野にいる鹿はこちらに気づくと一目散に逃げて行くが 町の鹿は気にせず草を食ってる 町中にいる方がハンターに撃ち殺されないから安全なんだろうな
途中CDTハイカーを2組見かけた 舗装路の単調区間はヒッチハイク等で飛ばすのかと思っていたが歩くんだな 一体どんなメンタルで歩き続けれるのだろう 自転車でも目視で確認 出来てるのにたどり着くのに偉い時間を要してイライラする だからあえて10m前方しか見ずに走ったりする しかし暑いなこの区間がグレートディバイドの中で一番暑かった 腕時計で気温も計測できるが腕につけた状態だと体温も拾うので 余裕で30° 超えを表示してくる 実際は25° 前後程で日本の夏に比べれば大したことはないが 乾燥してるのも相まって喉が乾く
途中で左折する所を間違えて直進したり戻ったりしながら進んで行く 町を出て1日目の100キロ地点で水を2.5ℓは消費しジュースも6本空けている この調子だと確実に保たない干上がってしまう 川も流れてはいるが牛が行水してたり川辺に糞があったりで浄水器を通したとしても飲む気にはならない
スプリンクラーで放水しているのを見つけホースの根本をたどると地下水を組み上げているようだったので 汲もうとしたが水圧が強烈すぎて飛び散るばかりで ずぶ濡れになっただけで断念した 日も落ち出して涼しくなりだしたので これに乗じて今日は夜も走りなるべく距離を詰めようと走り出す 最悪 夜通し走ることも考えていたが
ロッジを発見 若干 一見さんは入りにくい雰囲気があるので 尻込みしていたら呼び止められ 寄っていってと招き入れてくれた クーストン と犬のジョージ ハグで迎えられ 晩飯にピザを食べてたらすっかり日が落ちてしまった部屋は空いているが今日はどうする聞かれ 3日キャンプ場でゆっくりし今日もロッジに泊まるのは贅沢な気がしたが 今まで泊まったことがない形態の宿泊施設だしジョージがかわいかったので泊まることにした
室内にはクーストンや旦那さんのものと思われる渋い自転車が並んでいた フロントフォークの形状が独特でリジットだがあの部分でショック吸収されるのだろう
ここを訪れた人たちに自分の国にピンをさしてもらってる様で 日本人だと伝えるとファースト ジャパニーズ ライダーだと言ってハイタッチからのハグで非常に喜ばれた こうやって見るとアメリカはそりゃ多いがヨーロッパ人のいかに旅行好きかが伺える 今まであった自転車旅行者もほとんどヨーロッパ人だったしな
このロッジは至れり尽くせりでアイスやジュースも飲み放題でさらにスナック菓子もご自由にときている 部屋は個室でWi-Fi もあるし共同のシャワーもある 一時は夜も走る覚悟をしていたのに呼び止めてくれて ありがとう クーストンとBrush Mountain Lodge
無賃乗車
朝には朝食も作ってくれて非常に快適なロッジだった お値段だが 一泊$20 飲み食い代は料金設定してない様で幾らでも良いと言われて悩んでいると$10にしてくれた Lサイズのピザにアイスやジュース 朝食付いて部屋は個室で計$30は破格と言える お勧めします 「Brush Mountain Lodge」
出発の時には鈴やら鐘を無数まとめたよくわからない楽器のような物を鳴らして送り出してくれた お土産も頂いたアメリカはグミ文化なのか飴は種類が少なくて美味しくないんだが このレモン飴は美味しかったので以降スーパーで探すが見つかることはなかった ひまわりの種はずっと気になっていたが たいして美味しくないだろうと思い自分では買わずにいたので嬉しい
ガタガタの道に乗車不可能なえぐい勾配の道が続く スピード出すと体にも自転車にもよくないのでスピードを抑えて走る 前にも書いたが山走るなら ホイールはでかい方が絶対いいな フロントサスも欲しい 29er +とかならリジットもありかもだが 27.5ならフロントサスも考慮すべきだと思う 26インチのリジットで山はない 私のサーリー トロールは2017年モデルなのでフロントサスは取り付け不可 前年モデルまでは可能だったんだが
スティームボートスプリングズという中規模の町を通過したはずだが 写真の一枚もない 以外と観光客で賑わっていて居心地が悪くてスーパーだけ寄って通り過ぎた記憶がある あとこの辺でパンクをして5分で済むのに 修理するのがめんどくさく空気を継ぎ足しながら走っていた
だいぶ慣れてきたが知らない土地で寝る場所がなく日が暮れてくると 不安に襲われる この時地面に自転車のタイヤの跡があるのを見て安心したのを覚えている ステファンなのかキャンプ場で一緒だった人なのか 大して仲良くなった訳では無いんだが それでも顔見知りが前を走っていると思うだけで 不安が和らぐ
絶妙に民家が途切れずナイトランにもつれ込んで 何とか寝場所を確保できたの頃には21時まわっていた
YAMAHA WR450F
昨日のパンクを朝直す 5分で済む事を後回しにして 翌日に持ち越すの悪い癖だな
道が川で寸断されている サンダルに履き替え慎重を期すべきか 5mそこそこか ギア軽くして勢いつけて行け渡り切れると判断し 突入したら半分も渡れず足を着いてしまい 靴がずぶ濡れになる
乾燥 待ちがてら昼飯にクノールパスタ+シーチキン 袋麺+ビーフジャーキー 久々に昼飯をガッツリ食べた 最近は走行中の補給はコーラ等の炭酸ジュースで補っていた 固形物ばっかり食べると消化にエネルギー使うのもあるが コーラなら糖分+水分の同時補給で飲料水の消費が抑えれる 水は5.8ℓ積めるがそれだけだと足りない時が多々ある なので最近は1日2食が多くなってる 調理に水を使わない食事に変更すれば 色々省けるが 現在模索中
そんな直ぐ乾かないのでサンダルで走り出す
バイク乗のサム 私のタイヤ痕を追ってきて本体を見つけたので声をかけたらしい 乗ってるバイクはYAMAHA WR450F ずっと思ってたがオフ車で今まで走行して来た道を走ったら最高に楽しいだろうな 私は元々バイクから自転車に移行した派で こういった海外旅も20代前半の頃はバイクで行きたいと考えていたが20代後半で自転車にハマり 現在ヒイヒイ言いながら自転車を漕いでる訳なんだが 機会があれば今度はオフ車で走りたい あとサムには水を分けて貰った
時刻は18時クレムリングの町が見渡せる丘に到着 町にはRVパークがあるが料金が不明なので 今日は手前で終わらせて明日 泊まるか補給だけ済ませて町を出るか決めよう 町を一望できる場所なので 明るい内にテントを張ると向こうからも視認されるので ヒマワリの種を食べながら日暮れを待つ。
グレート ディバイド Colter Bay Village to Rawlins ②
トレマーズ
今日も快晴で気持ちよく進んでいると町と言うより集落に着いたサウスパスシティ 昔の建物を残して観光資源にしてるよう 立ち寄ろうかなと考えているうちに通り過ぎてしまう位小さな集落だったのでスルーしてしまった
続いて出てきたのはアトランティックシティーこちらも古い町並みを維持している 案内マップがあったのでせっかくなので建物を回ってみた
個人的には興味深く見て回れた民家等は 現役で住人がいるようなので中までは入れなかった しかし私以外に観光客らしき人を見かけなかったしレストランとお土産屋が一軒ずつあるだけのこの様な集落がゴーストタウンにならずによく残ってられるなと思う
時々思い出したように自撮りをしているカメラは岩場に置いただけなので 高さが足りないな 割と決まっている写真になったが撮ってる最中は滑稽だ カメラをセットして小走りで戻り遠くを見つめる振り 頃合い見計らってカメラ回収して確認作業 めんどくさい上に やるたんびに少し恥ずかしい気持ちになる
しかしこの辺りは走りやすく気持ちの良い場所だったな 当時の気持ちと言うより2ヶ月以上たってグレートディバイド 以外を走行して思い返しながらブログ書いてる今 本当にここは良い道だったと思う
地面に巨大ミミズが開けたような穴が無数にある 音を立てないように走行しないと本体が来る
影が伸びてきた今日も日が落ちるが寝る場所が見つからん 前方の空模様が怪しいけど大丈夫かね
前方を馬やら鹿の群れが家路に着くのか急ぐ様に走り抜けていく いいな帰る所が有るのは 暗い中を走行していると妙な事ばかり考えてしまうので 早く終了したいのだが良い場所が無い
結局真っ暗になるまで走って電柱の側の地面が窪んだ死角に落ち着いた。
迷子の子猫さん
翌朝 ラーメン2袋で朝食を済ます 早朝は冷えるので温かい食事が良いが 朝から自炊していると水も消費するし撤収が遅くなるので減ってきている
昨日の夕方から天気崩れ掛けてて心配だったが今日も快晴
砂が深くてタイヤを取られるので走りずらい 猫の干からびた死骸に違和感を感じる 民家も何もない荒野になぜ転がっているのだろう 捨てられたのか迷い込んだのか この辺は水辺がない地図上は給水ポイント(川)がいくつか示されていたが すべて干上がっていた
舗装路に出た後は快調に飛ばしローリンズの町に到着 テントサイトのあるRVパークに宿泊 綺麗なサイトで自転車は割引対象で値下げしてくれたがWi-Fiが遅いのが残念 後からパインデールのスーパーで会ったベテラン自転車旅行者もやって来て水が尽きてしまって今日一日コーラ一本でやり過ごしたと言っていた 乾燥地帯だから気おつけろと教えてくれたのは彼の方なんだが ここには計3泊して彼とは2日一緒に過ごした。