グレートディバイド Roosville to Helen③
ヘレナ
牧場主の朝は早い一応見つからぬうちに明け方に出発する、ヘレナの街までは20キロくらい午前中には余裕で着くだろうと走行しているとパンクしたリアが、シーラントでも塞げれなかった様子だこんな時のためのサムライスォードの出番が来た、バーエンドから仕込み刀のようにシャキンと抜いてゴム棒みたいなのを突っ込むだけで終了、チューブレスタイヤの修理は初めてだけど非常に簡単で良い荷物もホイールも外さずに5分かからず直せる。
でヘレナに到着そこそこ規模の大きいな街でキャンプ場を確認したけど日陰がなさそうだしRVに特化した感じだったので本日は初のモーテル泊をするこの間のスーパー8はアレはホテル、よく映画で出てくるような荒野の中にポツンあるような所に泊まってみたかったんだけど街中なのでこんな感じの所、インド人経営で60ドルちょい位で室内は正直きちゃないです枕カバーやらタオルにも金髪の長い毛が残ってるし、汚れてなければ多分シーツとかも2回に1回変えるとかじゃないのかな、でもそこがモーテルっぽくてなんか納得したそして引き出しには聖書がある近所のスーパーで買ってきたこのチキン焼きそばみたいなのが美味しかった上にチキンもりもりで下に焼きそばがタップリと敷き詰められていてこのどんぶり飯感が味より良かった。
自転車のブレーキパーツが壊れるフロントキャリパーのケーブルアジャスターのパーツがポッキリ、翌朝に初日は見落としていた一泊10ドルのキャンプ場に移動し自転車屋に向かおうとするが本日は日曜なので休みだった、やること無いのでキャンプ場裏手から続く街のサイクリングコースをめちゃくちゃスローペースで走るブレーキはリアのみなので、しかしアメリカはバッタが多い視界に入るだけで数千匹はいる一応避けつつ踏んづけつつ一周数キロのコースを走り終えたらやる事無くなったので映画館へ。
グレートディバイドを走る意外にもアメリカでは裏テーマがある荒野のモーテル泊もその一つだが映画の本場のアメリカでの映画観賞もある、出来ればハリウッドのチャイニーズシアターが良いけど多分行かないんでcinemarkに袋小路になってる所なので自転車止めておくのも少し安心、というかヘレナは私的には治安も環境も良い街だったMcDonaldではメキシコ人のおばちゃんや高校生のバイトっぽい男の子も接客が良いというより人当たりがよくて良かったし、映画館の売店の子も良かったので学校の環境がいいのかなと感じたアメリカって学校の良し悪しでその地域のランクも決まってくると聞いた事ある、だから校長とかは責任と権力を有してる様で問題児は簡単に退学処分になったりする様。
でなにを鑑賞するかというと「47メートルダウン」の続編で話は特に繋がってないラージコーラとミディアムサイズのポップコーン合わせて14ドルと高いチケット代は昼間は安くて7ドルとか売店の飲食物が異常に高いのは日本と一緒だな違いは好きなだけ自分でバターをかけられる所、映画は普通に面白かった字幕は当然無いがシャーク物なんで内容は簡単なんで問題無し。
帰りにアウトドア店によって新しい鍋を購入シートゥーサミットのステンレス鍋1.2L今までメスティン使ってたが汚れが落ちにくいので交換する、早速キャンプ場の野外キッチンでラーメンを作るサイズ感も丁度良いキャンプ場にいる鶏たちも慣れてきたのか分けて欲しいのか寄ってくる、昼食を済ませて一服したらまた映画館へもう一本見たいのがあったので二本立てだ、タッチパネル式の券売機があったので今度はこっちで購入「scary stories」ティーンホラー物です、見終わって外に出るとすっかり真っ暗なのでゆっくりとキャンプ場に帰る明日は自転車屋でブレーキパーツを手に入れないとな。
乗車率100%
朝一で猫に別れを告げて自転車屋に予想してたけど同じパーツはないが代替品をタダで貰えた店前で取り付けて出発、ルートアプリには迂回路が表示されているのでどちらを走ろうか少し迷ったが正規ルートを選択するが酷い道だった、上りも下りもガッタガタでとても乗車出来ないのでずっと押してた「バイクパッキング.com」のサイトではグレートディバイドは乗車率100%ってなってたけど嘘つけって思う、岩場をスタンディングスティルで登って行く人もいるのでそう意味での100%なのかしれんけど、この日はとにかく押して引きずりおろしてって感じで何もなかったな写真も少ないし適当な脇道を見つけて野宿とした。
チキチキバンバン
朝山を下り終えると小さな町に出たカフェくらいしか無い特に寄る事なく進む、しかしアメリカは渋い車が多いクラシックカーとして乗ってるのか安いからなのか物持ちが良いのか知らんが、1970年式前後位の車が現役でそこらを走ってるのを見るしもっと古いのは朽ちた状態で置かれている敷地が広いからか解体処分せずにそのまま置いてる感じ。
ヘレナから2日目でビュートの街へ着いたもっとかかるかなと予想して食料多めに積んでたんだけど無駄だった、街の入り口らへんで止まって下向いてタブレットでルート確認していたらハローって聞こえたので顔を上げたら車に乗った若者4人が車内から「バンバン」って言って去っていた、何なんだこれだけでこの街の印象は悪くなり治安も悪い様に感じた実際に自転車道の休憩場所でホームレスっぽい人が寝てたしで印象悪いのでスーパーでサンドイッチ買ってキャンプ場で水汲んで退散する。
早くビュートの街を抜けたかったのでハイウェイを走ってちょいショートカットした20キロくらいこんな大きな道を走るのはカナダでジャスパーに向かう時以来、交通量はあるけど路肩が十二分にあるので安心して走行できる、グレートディバイドルートのディバイドって言う村?位の規模のディバイドキャンプグラウンドにて宿泊する野宿しようと思っていたがせっかくなのでね晩飯はサンドイッチ。